転職サービス紹介

ビズリーチのプラチナスカウトとは?スカウトが貰いやすくなる5つの秘訣もご紹介

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

最近、マザーズ上場も果たし、CMもたくさん打って絶好調なビズリーチ。

利用されてる皆様は、日々たくさんのスカウトメールが届いてるかと思いますが、その中でこんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ビズリーチでプラチナスカウトが届いたけたど他のメールと何が違うの?」

「プラチナスカウトってすごそうだけど、貰うためにはどんな工夫をすれはいいんだろう?」

今回はそんな疑問を解消するためにプラチナスカウトの仕組みやどんなメールが届くのか実際に筆者に届いたメールもサンプルとして公開します。

また、プラチナスカウトが貰える確率を上げる秘訣についてもご紹介しますのでぜひご覧ください。

ビズリーチのスカウトメールはどんな種類があるの?

まず、ビズリーチのスカウトメールは、下記3つの種類があります。

  • 通常スカウト
  • プラチナスカウト
  • エクスクルーシブスカウト

今回は、一定の流通量がありかつ貰った時のメリットが大きいプラチナスカウトを中心にお話出来ればと思いますが、まずはそれ以外の2つのスカウトメールも少しだけご紹介します。

通常スカウトとは、ヘッドハンターが無料で制限なく送れるメールで、有料プラン会員のみ閲覧が可能です。

エクスクルーシブスカウトとは、プラチナスカウトよりも希少性が高い特別なスカウトです。数が少ないからかHP上にも詳細な説明はありません。

筆者が過去にいただいたエクスクルーシブスカウトの説明には下記のような内容が書いてありましたのでご紹介します。

ビズリーチに登録している優秀なヘッドハンターのなかでも、重要な案件の紹介実績がある数%のヘッドハンターのみが送信できる「非常に貴重なスカウト」です。ひと月に送信できる通数もプラチナスカウトより厳格に制限されている限定的なスカウトとなりますので、早めの返信をおすすめします。

では、ここからはプラチナスカウトに関する詳しい特徴をご説明します。

プラチナスカウトの特徴は?

ビズリーチのプラチナスカウトは、あなたの経歴やスキルなどを見て、求める経験やスキルを備えていそうだと判断し、高い関心を持ったヘッドハンターや企業から届く「特別なスカウト」です。

大きく分けて3つの特徴があります。

  • 面談もしくは面接が確約されている。
  • 無料会員でも返信、閲覧が出来る。
  • 通常スカウトと違い有料で送信数に制限があるため、
    関心が高い人にしか送られてこない。

面談もしくは面接が確約されている

プラチナスカウトは、面談もしくは面接が確約されています。ただし、企業から届いた場合に限ります。

プラチナスカウトは企業とヘッドハンターから届く場合がありますが、ヘッドハンターの場合は、ヘッドハンターとの面談を実施し、その後紹介された求人に応募するという流れになるため、企業との面談もしくは面接は確約されていませんのでご注意ください。

 

ベンチャー企業などからのプラチナスカウトは、社長面接や役員面接確約といった貴重なメールもありますので、しっかりと確認しましょう。

無料会員でも返信・閲覧が出来る

ビズリーチの会員には有料会員(プレミアムステージ)と無料会員(スタンダードステージ)が存在します。2つの違いに関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。

【ハイクラス転職サービス】ビズリーチの評判やメリデメについてご紹介しますハイクラス転職サービス特化のビズリーチについての紹介記事です。ビズリーチの特徴やメリット、デメリットなどを記載しています。ビズリーチの評判や会員登録するとできることについても記載しています。...

「通常スカウト」は、無料会員では閲覧、返信が出来ません。

一方で、プラチナスカウトは無料会員でも閲覧、返信が出来ます。

有料会員になるのは抵抗があるという方もいらっしゃると思いますが、無料会員ではプラチナスカウトしか閲覧できないため、どれだけ多くのプラチナスカウトを得られるかが転職活動成功の鍵となります。

企業が関心を持った人にしか送られてこない

プラチナスカウトを送信する企業、ヘッドハンターはビズリーチにお金を払って送信しています。様々なプランがありますが、1通約2,000円かかるプランが人気でよく利用されています。

メールを1通送るだけで2,000円と高価な商材のため、企業、ヘッドハンターは登録されている職務経歴書やスキルを確認し、慎重に送信対象者を選定しています。

つまり、通常スカウトと違い厳選された限られた人にしか送られていないということになります。

よって、プラチナスカウトが届いたということは、送ってきた企業、ヘッドハンターのあなたへの関心は高いということになりますので、しっかりと確認しましょう。

プラチナスカウトを貰うための5つの秘訣

ここまででプラチナスカウトを貰うメリットは実感いただけたのではないかと思います。

では、実際にプラチナスカウトを貰うためにはどんな工夫をすればよいのでしょうか?

筆者は、転職エージェントをしていた際にビズリーチを活用し求職者の方にスカウトメールを送っていました。

また、多くの採用担当者とお話してビズリーチをどのように使われているかヒアリングもしてきました。その経験、知識を踏まえて秘訣を伝授いたします。

  • 職務要約をわかりやすく書く
  • 実績を定量的に書く
  • メールに返信する
  • こまめにログインする
  • こまめに職務経歴書を更新する

順番にご説明します。

秘訣その1:職務要約をわかりやすく書く

採用担当者は日々非常に多くの求職者情報を閲覧しています。

ビズリーチのデータベース情報も勿論ですが、基本的には採用活動をする上で複数の人材サービス(転職サイト、人材紹介など)を活用し、求職者からの情報を集めています。

なので、1人の求職者情報を収集するのにかけられる時間はみなさんが想像している以上にとても短いです。職務経歴書をビッシリ書いても、見られるのはほんの一部だったりします。

では、そんな限られた時間で効率良くビズリーチ上で情報を仕入れるためにはどうすればよいのでしょうか?それは職務要約を閲覧することです。

要約にはその方の概要情報が載っていますから、まずは職務要約を確認し条件を満たしているかどうかを取捨選択し、満たしている場合はそこから更に職務経歴を確認しにいきます。

よって、職務要約にどれだけわかりやく魅力的な情報を載せられるかがとても重要です。

5つの秘訣の中でも最も重要であると言っても過言ではありません。

是非、職務要約を徹底的に磨き込んでください。

プラチナスカウトの受信率を高めるためには、「職務要約」の内容を充実させることが大事。

秘訣その2実績を定量的に書く

通常の職務経歴書を記載する時も同様ですが、「何の課題をどうやって解決し、どんな結果を出したか」をアピールすることが大切です。

そして、どんな結果を出したかをわかりやすく説明する時は、定量的に説明するのがポイントです。

なぜならば、定量情報は共通理解を得やすいからです。数字はみんなが同じ理解を出来るため、認識がずれません。

職務経歴書の内容を端的にわかりやすく説明するためには、定量情報を用いるのが効果的なので、必ず実績、結果は定量的に説明するように心がけましょう。

秘訣その3:メールに返信する

スカウトメールに返信すると、企業、転職エージェントがメールを送る際に利用する求職者管理画面上で「HOTアイコン」というものがつき、アクティブな求職者とみなされます。

ビズリーチの会員は約138万人(2020/9時点)と多くの求職者が登録しています。

企業、転職エージェントはその中から目ぼしい方を見つけてメールを送るわけですが、これだけの人数がいると全ての求職者の情報を見ることは不可能です。

よって、「採用要件に合致しているか」「直近転職活動をしているか」の2軸で優先順位をつけるわけですが、この「HOTアイコン」は「直近転職活動をしているか」を判断する重要な要素となります。

なので、企業、転職エージェントから届いたスカウトは、興味がないとスルーすることが多いと思いますが、いくつかピックアップしてお断りのメールを送るようにしましょう。

その仕事に興味がなくても、受け取ったスカウトメールには返信しよう!

秘訣その4:こまめにログインする

先述した通り、企業、転職エージェントはスカウトメールを送る対象者を選ぶ際に、「採用要件に合致しているか」「直近転職活動をしているか」の2軸で優先順位をつけています。

そして、「直近転職活動をしているか」を判断する際に、直近ログインしているかを確認しています。

また、ビズリーチのシステム上、最終ログイン日時が新しい求職者から順番に表示される仕組みになっているため、目に止まりやすくなります。

転職活動中は、毎日1回は必ずログインするように心がけましょう。

秘訣その5:こまめに職務経歴書を更新する

こちらも企業、転職エージェントが「直近転職活動をしているか」を判断する際に使われます。

求職者管理画面上で対象求職者を閲覧する際に、「職務経歴書を更新した順番に並び替える」という機能があり、更新日時が最新順に並び替えるケースがあります。

職務経歴書は1度作成したら大きく変更することはないと思いますが、どうやったらわかりやすく伝わるかという観点で何度も見直しして修正するという作業はとても大切です。

1度作成したら終了ではなく、こまめに見直しして更新することで品質も上がりかつ企業、転職エージェントの目にも止まりやすくなるのでぜひ定期的に修正していきましょう。

プラチナスカウトは実際にどんな内容のメールが届くの?

プラチナスカウトへのイメージをより具体的にしていただくために、実際に筆者に届いたプラチナスカウトの文面についてご紹介させていただきます。

1通目は、企業から届いたプラチナスカウトです。

タイトル:
【特別オファー】●●株式会社 取締役COO ●●より ●●様
文面内容:
はじめまして。
●●株式会社 取締役COOの●●と申します。
●●様の●●での事業開発経験を拝見し、当社【事業開発プロデューサー】のポジションにて、お力を発揮いただけるのではないかと思い、ご連絡差し上げました。
※恐らくオフィスも●●と近いと思いますのでお気軽にお越しください!
当社は、「●●」というビジョンのもと、
ITとネットワークを活用したBtoBのシェアリングエコノミー事業を2つの業界で展開しています。
ECサービス「●●」では、中小企業の販促活動を支援する●●を提供。
現在●●事業においては、大きく3つの事に取り組んでおります。
ひとつはデータ技術を生かし、インターネットとリアルの接合を深めることと。
もうひとつは、接合され整流化されたインターネットからの負荷/変化に耐えうる、新しい世代のリアルを作り上げること。
そして最後に、この2つを結びつけお客様をご支援し、新たなサービスとして作り上げきること。
この3つで、産業を生まれ変わらせる挑戦を続けています。
当社の想い、ビジネスを日本、そして世界に広げていくために、
●●のようなご経験をもった方に参画してもらいたいと考えています。
スカウトだけではお伝えできない情報もございますので、
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、
ぜひご面談にお越しいただけませんでしょうか。
まずは部門を管掌している事業部長、もしくは現マネージャーから、
業務の内容や期待することなど、詳細をお話しさせてください。
お名前・ご連絡先・ご面談可能日のご返信をいただけることを楽しみにしています。
長いご挨拶となってしまいましたが、何卒、よろしくお願いいたします。
●●株式会社
取締役COO ●●

プロダクトを通じてどういった世界を作り上げていきたいのか、とてもわかりやすく表現されていました。

また、細かいところですがオフィスの近さなどを記載してくださっており、完全な定型文ではなくカスタマイズした1to1のメッセージを意識されてるところにも好感が持てました。

2通目は、スタートアップ企業から届いたプラチナスカウトです。

タイトル:●●でのご経験に興味を持ちました。シリアルアントレプレナーである代表の右腕として弊社の成長をお助けください!●●様
初めてのご連絡失礼させていただきます。
●●株式会社で代表取締役を務めております●●と申します。
この度、●●様のビズリーチにご登録されていらっしゃるご経歴を拝見し、
ぜひ一度お話させて頂きたいと思いコンタクトを取らせて頂きました。
まず私の自己紹介をさせてください。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●
会社を設立する際、
今さらECですか?既に他のプレイヤーがたくさんいるのになぜ?
そのような声をたくさん聞きました。
「私はなぜECの会社を企業したのか?」
私は上記の質問に対して明確な回答を持って起業しました。
ご興味をお持ちいただけましたら、求人情報に記載の
仕事内容の【なぜやるのか】をご参照いただけましたら幸いです。
思いだけではなく、具体的な事業の進捗といたしましても、
コロナ禍で苦しまれていらっしゃる方々が多数いらっしゃる状況下で、
素直に喜べる気持ちには到底なれませんが、
このような時勢もあり、事業自体は急激なスピードで進捗しております。
上記の状況下、ビズリーチのデータベースをサーチしていたところ、
●●様の職務経歴が目に入り、ご連絡させて頂きました。
弊社はまだスタートアップです。
しかし志は、仕事内容に記載させていただきましたとおり、
豊かさに差別が生まれない世界を実現することであり、
現在の我々の力だけでは到底実現できそうにありません。
もし我々の志に賛同していただけるようでしたら、
●●様のお力を貸していただけないでしょうか?
●●様には、主に以下のメリットを提供できるかと考えております。
1. スタートアップのため、裁量を持ってチャレンジングな仕事を希望されてる方にとっては非常に良い環境をご提供できます。
2. シリアルアントレプレナーである代表が1on1MTGを毎週実施するため、代表のそばで経営実務を学びながら、最短でビジネス力を上げることが可能です。
3. 会社に対して新たな付加価値を提供することができた場合、ストックオプションを付与し、金銭的なアップサイドを得ることが可能です。
ぜひ少しでもご興味をお持ちいただけましたら、オンラインで一度面談をさせていただけましたら幸いです。
ご返信お待ち申し上げております。
●●株式会社
代表取締役 ●●

代表の方の自己紹介からなぜこの事業をやろうとしているのかという熱い想いが伝わりました。

また、実際に入社することでどんなメリットが得られるかも明確に明示してくださったのはとてもわかりやすかったです。

最後に、エージェントから届いたプラチナスカウトをご紹介します。

タイトル: 一度お話させて頂く機会を頂けませんでしょうか ●●様
初めてご連絡致します。
●●エージェント、●●と申します。
弊社は、●●様のような企業におけるコア人材
として活躍してこられた方に特化した転職支援サービスを展開する会社です。
●●様のご経歴を拝見し、どうしても一度聞いて頂きたい企業様があり、
ご連絡いたしました。
守秘義務があり、企業様の情報をこのメールでお伝えできないのですが、
●●様のこれまでの経験を活かすだけでなく、新たなキャリアを
開拓していただけるポジションです。
お話させて頂くことが可能でしたら、ご返信を頂戴できますでしょうか。
==================================
※既にコンタクトさせて頂いている場合は、大変お手数ですが
 担当コンサルタント宛にビズリーチよりスカウト連絡があった旨
 お伝え頂けますでしょうか。
 当該案件を確認しすぐにご連絡させて頂きます。
==================================
また、弊社は国内、外資問わず様々な企業から、採用情報をお預かりしています
ので●●様のお考えや希望などを伺い、この先のキャリアをご検討頂く為の
材料をご提供できるものと考えています。
「もう少し話を聞いてみたい」「気になる点があるので質問したい」
といった場合も、まずは一度ご連絡頂戴出来れば幸いです。
なお、弊社にはコンサルタントが●●名以上在籍しております。
私、もしくは●●様のご経歴を拝見し、お話させて頂きたいと
希望しましたコンサルタントがご面談を担当させて頂きます。
ご面談が可能でしたら、大変お手数ではございますが、
●●様の氏名、氏名フリガナ、ご連絡先(メールアドレス、携帯電話番号)
の公開をお願い致します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ご返信を心よりお待ちしております。
株式会社●●
●●

いわゆる一般的なエージェントからのスカウトメールです。

エージェントによっては、紹介したいと考えている求人を一部記載されているケースもあります。

3点ほど実際の文面をご紹介させていただきました。各社文面の作り方に工夫を凝らされていますね。

ビズリーチをこれからご利用される方などはぜひ参考にしてみてください。

まとめ

ビズリーチのプラチナスカウトの概要、もらうための秘訣、実際の文面についてご紹介してきました。

転職活動を成功させるためには、多くの情報を正しい質で仕入れることが大切です。

そのためには、転職サイトや人材紹介を用いて能動的に情報を取りに行く動きと、ビズリーチのようなダイレクトリクルーティングでスカウトをもらいながら情報収集する受動的な動き、双方の動きを両方とも実現していくことが大切です。

ご覧いただいた情報を元に、ぜひ多くのスカウトメールを受け取り、質の良い情報を仕入れてもらえると幸いです。