転職するにあたって「求人メディアを検索したら、たくさんあってどれが良いかわからない」と思った方は少なくないのではないでしょうか。
CMなどで有名な求人メディアはいくつか頭に浮かぶと思いますが、それ以外にも若手向け、ミドル向け、専門職向け、ハイキャリア向けに特化した求人メディアも数多くあります。
求人メディアの特徴を知ることで、転職活動の効率もグッと変わるので、しっかりと調べてから会員登録・利用するのがオススメ!
ここではキャリトレについてじっくりとお伝えしましょう。データや利用者の声もまじえて、「キャリトレって、どうなの?」という疑問に、答えていきたいと思います。
キャリトレについて
CMでもおなじみの株式会社ビズリーチが2014年にスタートさせた転職サービス。
「ビズリーチ」はミドル・ハイキャリア層に向けたサービスですが、「キャリトレ」は20代若手のローキャリア、未経験向けの求人情報を豊富に揃えてサービスを展開しています。
基本情報
会員数 | 約48万人 |
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20代会員の割合 | 約73% |
求人数 | 1万件以上 |
アドバイザーのサポート | なし |
利用料金 | 無料 |
対象地域 | 全国 |
特典 | 転職お祝いあり(5,000円分のAmazonギフト券) |
キャリトレの仕組みや特徴(求職者側)
まず求職者側にとっては以下の点が他の求人メディアとの大きな違いです。
レコメンド機能が充実
AIを活用して求職者一人ひとりに合った求人情報を提示してくれます。
求人に応募したり、「興味がある」ボタンを押すことでAIはさらに学習してくれるため、利用するほどマッチングした求人情報が届きます。しかも、ログインしてすぐのトップ画面に提示されるので、スピーディに確認できます。
ハートマークの「興味がある」ボタンで簡単アプローチ
この「興味がある」は「応募」ではありません。
その名の通り「興味がある」という意思を企業に伝えるもの。画面右上のハートのアイコンをタップするだけです。
企業は「興味がある」をタップした求職者のプロフィール情報を確認できるようになり、企業側が関心を持てばスカウトメールが来ます。応募よりも気軽に企業にアプローチできるのが良い点です。
面談確約のスカウトメール「プラチナメール」
通常のスカウトメールの他に、面談を確約した「プラチナメール」という機能があります。
複数の求職者に一斉送信するのではなく、一人ひとりのプロフィールを確認して送信。つまり、一人ひとりに向けてスカウトを行っており、選考の通過率もググッと上がります。
無料で利用可能
初期コストもランニングコストもかからないので、気軽に登録して退会もできます。
※利用コストはかかりませんが、通信料はかかります。
キャリトレの仕組みや特徴(企業側)
企業側にとっては以下の点がポイント。下記のような特徴があるため「20代、30代前半の人材とカジュアルに面談したい企業」が求人を掲載しています。
費用は月額のデータベース利用コスト+採用一人当たりの成果報酬
掲載ごとの広告費ではなく、月単位でデータベース利用料としてランニングコストがかかります。採用が成功すれば一人当たりに対しての成果報酬を支払う仕組みです。
20代の登録者が多数(7割以上)
若手を求めている企業、将来に向けて育成を視野に入れている企業が多数参画しています。20代の経験者から未経験者まで、全般的にアプローチできるのが魅力です。
マッチングの効率化
登録者はプロフィール(経験・スキルなど)、希望職種・業種などを登録しています。企業側は求める人物像を設定してアプローチできます。明確なターゲット設定をすることで、マッチングした人材と出会うことができ、採用効率の向上につながります。
キャリトレはこんな方にぴったり
キャリトレは、20代のための転職サービスです。
経験者はもちろん第二新卒や未経験向けの求人が多数。キャリアアップを目指す方から、やりたいことがまだハッキリとしていない方、未経験だけど挑戦したい方まで、さまざまな方の転職に応えてくれます。
プロフィール情報や「興味がある」ボタンを押した結果から、一人ひとりに合った求人情報をAIがレコメンドしてくれるので、自分でも気づかなかった可能性を発見できるチャンスもあります!
また前述のとおり、AIが求人情報を提示してくれるため、数ある求人情報の中から自分にマッチした企業・仕事を探す手間を大幅に省いてくれます。
毎日提示される求人情報に対して「興味がある」ボタンを押せば、それだけでも転職活動になるのです。1日5分ほどの閲覧・操作でも十分。在職中の方にとっても利用しやすいと思います。
キャリトレのメリット・デメリット
キャリトレのメリット
キャリトレのメリットは以下の4点です。
- 20代向けの求人情報が豊富
- AIによる求人レコメンド
- スカウトメール、プラチナメールによる企業からのアプローチ
- 転職のお祝い金がもらえる
20代向けの求人情報が豊富
職種・業種が多彩で、エリアも首都圏を中心に全国の求人情報を扱っています。また大手企業の求人も多数、もちろん中小企業やベンチャーも。どんな企業で、将来どうなりたいかを考えながら転職活動できます。
レコメンドが豊富
AIがユーザーの希望にマッチした求人情報をレコメンドしてくれます。従来の求人サイト内の検索機能では見つけられない企業との出会いも期待できるでしょう。
自分の可能性を新たに発見できるチャンスでもあります。
スカウトメール・プラチナメールでチャンス拡大
採用担当者は「興味がある」ボタンをタップした方のプロフィールや希望条件を見て、スカウトメールや面談確約のプラチナメールを送ることができます。
自己PRや書式自由の職務経歴書を充実させると、採用担当者にも伝わりやすく転職成功の近道に!
転職のお祝いがもらえる
キャリトレで転職が決まった場合に限りますが、入社お祝い「Amazonギフト券5,000円」がもらえます。Webやアプリで申請が可能です。
スマホ1台・1日5分程度の操作で転職成功へ
キャリトレはスマホ1台あれば、いつでもどこでも利用できます。
しかもAIによるレコメンド機能があるから、求人企業を検索する必要はなし。わずかな時間でも「興味がある」ボタンをタップしておけば、AIが学習してくれます。効率よく転職活動できるのも魅力です。
キャリトレのデメリット
キャリトレの主なデメリットは以下の4点です。
- ただ待つだけではAIレコメンドの精度が低い
- スカウトメールが多すぎる
- スカウトメール=採用ではない
- 転職エージェントのようなサポートはない
ただ待つだけでは、良いレコメンド結果は得られない
AIはユーザーの操作があってはじめて学習してくれます。
キャリトレに登録したあとに求人を待っているだけでは、AIはあなたがどんな求人を探しているのか、どんな求人に興味があるのかわからないのです。
そのため「興味がある」ボタンをタップしたり、頻繁に情報更新をすることが大切。通勤の合間や休憩時間、あるいは営業の移動時間にでも1日5分程度、キャリトレを活用しましょう。
「スカウトメールが多すぎる」という声も
企業からスカウトメールが届くのはうれしい反面、在職中の場合は煩わしく感じる方も少なくないようです。
そういった場合には通知をオフにしておき、自分のタイミングで確認するようにしましょう。
スカウトメール=採用、ではない
スカウトメールは通常応募よりも面談につながる可能性は高くなりますが、あくまで選考プロセスの第一歩です。
面接を複数回行う企業もあります。採用までの道のりが長くなることも多々あるので、浮足立つことなく一歩一歩クリアしていきましょう。
人材紹介のような手厚いサポートはない
キャリトレは、Web・アプリによる転職支援だけです。
転職エージェントなどの人材紹介会社のようにコーディネーターやキャリアカウンセラーが転職をサポートしてくれるわけではありません。
「自分自身で転職を成功させる!」そんな気概を持って取り組みたい方に向いています。
キャリトレの評判
キャリトレの良い評判は?
キャリトレの評判はネット上では、こんな声が挙がっています。
キャリトレ登録してから2週間くらい経ったけど、結構スカウトメールがくるんだなー!
どなたか企業様、悪い人間環境から助けてくださいまし…— ユッケ丼 (@yukke0617) December 14, 2020
企業からのスカウトメールが届くと嬉しいですよね!
今の環境から抜け出したい方には通知の多さも気にならなさそうです。
https://twitter.com/CBR114514RR/status/1338551956575379456
この方は、キャリトレと転職エージェントを併用したようですね。
「キャリトレで求人や企業と出会い、エージェントにサポートをお願いする」という流れも転職活動の効率化として使えると思います。
※事前にエージェントに取り扱い企業かどうかの確認が必要です。
その他にも「AIが自分の志向を学習してくれるので、使えば使うほど『良いかも!』と思える求人情報が増えていった印象がある」といった声や、「1日数分ほどの操作で、魅力的な企業を見つかった」という声も。
効率よく転職活動をしたい方に応えているのがわかります。また「面談確約のプラチナメールは、一斉送信のメールではないため、ちゃんと採用担当の気持ちが伝わってきた」と好評です。
キャリトレの悪い評判は?
https://twitter.com/kaoru5_/status/1340152516437151746
人によっては使いにくいと感じるところがあるようです。
転職サイト、アクティブに見てみたらめっちゃスカウトメール来る、ビズリーチとキャリトレ特に
— ハリー (@ringusu_man) December 18, 2020
「良い転職先があれば考える」という軽い転職活動ですと、頻繁にスカウトメールが来て煩わしさを感じることもあるようです。(ただし通知はオフにできます)
また、転職サポートという面では、人材紹介会社と比べて手厚くないため、自分で積極的にPRしていく姿勢がないと自分にマッチングした企業・仕事を見つけられない可能性があります。
つまり、「待ち」の姿勢では良い転職につながらないことも充分にありえるのです。1日短時間でもこまめに「興味がある」ボタンを押していく。自己PRや、PDFでアップロードできる職務経歴書を更新していくことが成功のポイントです。
キャリトレの感想
20代にとっては豊富な求人情報があり、経験が浅い方や未経験者にも多くのチャンスがあると感じました。1日5分ほどコツコツと「興味がある」ボタンを押すだけでも、日々新しい求人情報が提示されるのもありがたいですね。
求人情報検索に時間をかけずにすむので、効率的な転職活動ができます。
また思った以上にスカウトメール、面談確約のプラチナメールが届きました。こちらも丁寧に対応していけば、採用につながる確率は高くなると実感。そして、キャリトレで転職すれば、入社祝いとして「Amazonギフト券5,000円」がもらえて、転職活動終了じの退会もスムーズにできました。
早急に転職したい方にも、在職中でじっくりと決めたい方にもオススメの転職サービスだと思います!