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Web面接は目線が合わない?面接官に好印象を抱いてもらう方法!

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2020年からのコロナウイルスの影響もあり、リモートワークの需要が高まりました。それに伴いwebで面接をする会社も多くなりましたよね。

今までは対面での面接が多かった分、

「web面接で本当に内定がもらえるかな」
「どうしたら面接官に好印象を与えられるだろう」

と思いますよね。

たしかに慣れないことをするとなると、不安が大きいです。web面接となると、特に目線やうなずきに困るのではないでしょうか。

そこで当記事では、

  • web面接で目線が合わない原因と対処法
  • web面接を好印象で乗り切る方法

をご紹介します。

この記事を読むことで、Web面接で失敗しないようになります!

Web面接で目線が合っている状態とは?

そもそも、Web面接で目線が合っている状態とはどういう状態でしょうか?

結論から言いますと、

  • モニターに映るお互いの顔を見ていない
  • お互いがPCのカメラ(インカメラ)を見ている

という状態です。

つまり必然的に、お互い「目線が合っている」ということに気づけない状態なのです。

Web面接で目線が合わない原因や対策を説明していきますが、この前提を覚えておいてください。

「目線が合っていないことにお互いが気づかないなら、意識しなくていいのでは?」と思うかもしれませんが、実際の面接では「2対1や3対1の状況」になることも少なくありません。

そのため、目線についての意識は持っておいた方が無難でしょう。

Web面接で目線が合わない原因

対面での面接だと目線で気持ちを表現することも多いでしょう。相手の目を見て話すことで印象が良くなるのも事実です。

そんな中でweb面接時に目線が合わないと、話を聞いていないと思われないか不安でしょう。

では、まずWeb面接でなぜ目線が合わないかを解説します。

  • 画面に映っている面接官の顔を見ている
  • 相手の面接官がWeb面接に慣れていない
  • カンペを見ている

大きく分けると上記3点ですので、それぞれ説明していきます。

①面接官の顔を見ている

対面での面接では顔を見るように教わりますが、Web面接では違います。面接官の顔を見るということは、画面を見ているということです。

面接官から見ると、少し下を見ていると感じます。下を見ているとうつむいているように見え、暗い印象を与えますよね。

面接官と目線が合うのは、カメラを見ているときだけです。

②面接官がWeb面接に慣れていない

面接官も「Web面接に慣れていない」という場合があります。

対面での面接はベテランでも、Web面接になるとさっぱりという可能性もありますよね。面接官がWeb面接に慣れていない場合、目線を合わせようともしてくれない場合も考えられます。

このような場合は、目線が合わなくてもあまり気にしなくていいでしょう。

画面に映る面接官が「正面を見ていない」という場合、面接官は「モニターに映る自分の顔を見ている」ということです。

面接官の目線を見て、目線を合わせようとしているのかを確認するのも良いでしょう。

③カンペを見ている

カンペを作って見ている場合、どうしても目線が外れます。また、何かをPCでメモをとっている場合も同様です。

カンペを見るときは自分が話す時なので、面接官は自分を見ていますよね。

自分だけ面接官を見ていないことになるので、面接官からしても印象が悪いです。

Web面接で目線が合わない場合の対処法

「原因は分かったけど、結局どうしたらいいの?」と思いますよね。対処法として、初歩的なテクニックや少しの工夫で効果があるものをご紹介します。

  • Web面接の練習
  • 画面を縮小する
  • カメラ横に付箋を貼る
  • 文章量の多いカンペは作らない

ひとつづ、詳細を説明していきますね。

①Web面接の練習をする

1番重要なのはやはり練習です。友達や家族に協力してもらうのがいいでしょう。

実際の面接と同じように練習し、画面録画をします。後から録画を見返すことで、改善点や良かったところが分かりますよね。

目線だけではなく、面接官にはどう見えているのかも分かります。

またなるべく当日にWeb面接を受ける予定の場所で練習しましょう。光の当たり具合や通信環境なども見ておく必要があります。

何度も練習を繰り返すことで、自然に慣れていくでしょう。

協力してもらった、友人や知人から「どういう印象を持ったのか」のフィードバックをもらいましょう。

また、PCのカメラを見て話すことへの違和感をなくすことを意識しましょう。

②画面を縮小する

パソコンでWeb面接を受ける場合の工夫です。面接官の顔が映っている画面を縮小して、カメラの真下に移動させましょう。

そうすることで、面接官の顔を見ていてもカメラに目線を近づけることができます。

面接官から見ても、下を向いている印象はなくなるでしょう。

事前の練習で、どの程度まで画面を縮小する必要があるのか?、下を向いているように見えない場所はどこか?などを確認しておきましょう。

③カメラの横に付箋を貼る

カメラの横に付箋を貼ることで、カメラを自然に視界に入れることができます。

面接官の顔を見ていても付箋が気になるので、自然とカメラを見るようになります。明るい色の付箋にするとなお良いでしょう。

カメラを見るくせをつけておくことも大切ですが、プラスαで付箋を貼っておくことをおすすめします。

④文章量が多いカンペは作らない

こちらも初歩的ですが、カンペは作らないようにしましょう。

特に、文章量の多いカンペを作ると、

  • 目線でカンペを見ていることが分かる
  • どこまで読んだか分からなくなり詰まる
  • 棒読みになり感情が伝わらない

このようなデメリットがあります。

詰まらずにスラスラ話せればいいですが、面接官が1番重視しているのは作られた言葉ではなく、その場での求職者の本音です。

カンペを作るぐらいなら頭で完コピし、自分の言葉にしておきましょう。その方がいくらか印象はいいですよね。

もしカンペを作るのであれば、チラ見で内容を把握できるように、テーマや単語などを箇条書きでメモしたものを用意しましょう。

Web面接で印象をよくする方法

Web面接での目線について説明してきましたが、ここからは目線含めWeb面接で印象をよくする方法をご紹介します。

  • 目線を動かしすぎない
  • カメラに目線を合わせる
  • 部屋を明るくする
  • 通信環境を整える
  • 胸あたりまで写す
  • 一呼吸おいて話す
  • 適度にうなずく

上記を意識することで、印象が良くなる可能性が高くなります。

1つずつ詳しく解説します。

①目線を動かしすぎない

目線はなるべく動かさないようにしましょう。

チラチラ他の場所を見ていると、

  • 「カンペを見ているのかな」
  • 「時間を気にしているのかな」

と思われがちです。

カメラと面接官の顔を交互に見ているだけでも、怪しまれる可能性もあります。基本的には「カメラを見る」ということが大切です。

②カメラを目線に合わせる

先ほどと少し似ていますが、目線はカメラに合わせましょう。

面接官が話しているときは画面(面接官の顔)を見てもいいですが、それ以外はカメラを見ておくと、常に目を合わせようとしているという熱意が伝わるはずです。

面接時間の8割はカメラを見ている、それぐらいの時間配分がちょうどいいでしょう。

カメラに目線を合わせるためには、カメラと目線が平行である必要があるので、パソコンやスマホの下に分厚い本を重ねるなど、高さを調節しましょう。

③部屋を明るくする

部屋の明るさは自分の印象を大きく左右させます。

いくら頑張ってひげを剃っても、メイクをしても、部屋が暗ければ印象が悪くなる可能性があります。

自分の顔自体が暗く見えるので、

  • 「体調が悪そう」
  • 「顔が見えない」

と思われても不思議ではありません。

部屋を明るくしても、逆光で全く顔が見えないということもありえます。

先ほども説明したように、部屋が暗くないか・逆光になる位置ではないかを前もって確認しておきましょう。

④通信環境を整える

通信環境が悪いと、映像が粗くなったり途切れたりする可能性があります。環境によっては、Web面接自体ができないこともあるので注意が必要です。

当日までに、Web面接を受ける場所、受ける端末、回線で何度も練習しましょう。

ちなみにZoomでWeb面接を受ける場合、最低15Mbpsは必要です。速度測定をして確認しておきましょう。

通信速度の測定は、以下の方法で計測することができます。
以下のサイトにアクセスし、15Mbps以上ある状態が望ましいです。
https://fast.com/ja/

⑤胸のあたりまで画面に映す

顔をアップで映していると、印象が悪いです。「身だしなみを隠すためにアップで映している?」と思われる場合もあります。

Web面接でも、上下スーツやビジネスカジュアルなど、清潔な印象を与える服装で面接に臨みましょう。

胸あたりまで映しておくと、服装や身だしなみがよく分かるので好印象を持ってもらえるはずです。

頭がギリギリ画面から出ない程度にすると、上半身が映ります。

⑥一呼吸おいて話す

Web面接ならではの問題ですが、回線に遅れが生じることでタイムラグが発生します。

「面接官が話し終わったかと思ったらまだ話していた」ということがあり、面接官が話しているのをさえぎってしまう可能性があります。

面接官が話し終わったと思っても一呼吸おき、さえぎる可能性がないなと思ってから話し始めましょう。

⑦適度に頷く

面接官が話しているときは「はい」などと返事はせずに、適度にうなずきましょう。

「はい」というのはリアルタイムで面接官に聞こえているわけではなく、少し遅れて聞こえます。面接官が声に反応し、話を止めてしまう可能性もあります。

また自分の声で面接官の話している言葉が飛んで聞こえて、何を言っているか分からなくなる可能性もあります。

顔はお互いに見えているので、うなずいていれば「聞いているな」と思ってもらえますよね。

アドバイザー
アドバイザー
Web面接に慣れている面接官の場合、「はい」などの相づちを行ったとしても、気にせずに話続けてくれますので、面接冒頭の反応を見て、どこまで相づちを行うかを決める良いでしょう。

正直に言うと、目線が理由で落ちることはない

こちら内容は、転職ノート運営者の主観も入っておりますので、話半分に読んでください。

ここまで、Web面接での目線についての注意点やポイントを記載しましたが、正直に言って「目線が理由で落ちることはない」と言えます。

もちろん、マナーが大事な業界や、接客など人と接するお仕事の面接の場合は、目線にも注意が必要ですが、IT業界など仕事中にオンライン会議を行うことが多い仕事などでは、目線を気にする人は少ないです。

また、実際の面接の現場でも「カメラを見ていない面接官」はたくさんいました。

そのため、IT業界を目指している方だと、Web面接での目線はさほど気にするポイントではありません。

アドバイザー
アドバイザー
目線が気になる場合は、面接の冒頭に「メモを取らせていただきたいので目線が外れてしまうことがあると思いますがご容赦いただけますと幸いです」など、一言断りを入れると好印象でしょう。

リモート作業環境に注意は必要

目線よりも、通信速度などリモート作業環境がポイントになるでしょう。

  • 自宅の通信速度はどんなものか
  • リモート作業環境として適している場所か
  • 机、椅子等の仕事道具にもこだわっているか

など、パフォーマンスを最大限発揮できるように作業環境を整えているかをチェックする企業は多いため、リモート作業環境を整える意識が必要でしょう。

Web面接の目線はカメラを見ておけばOK

当記事ではWeb面接で目線が合わないときの原因と対処法について解説しました。

「目線が理由で落ちることはない」という主観の入った意見も記載しましたが、「目線をカメラに合わせる」ことにデメリットはありません。

基本的にカメラを見ておけば、悪い印象をもたれることはないでしょう。

目線の他にもWeb面接は慣れないことが多いかと思いますが、自分を最大限表現できるように数をこなして慣れることから始めていきましょう!