SYNCA(シンカ)とは?
SYNCA(シンカ)とは、管理部門に特化したスキルマッチ転職サービスです。
管理部門は専門知識が要求される職であり、専門用語も多く業務内容がイメージしづらいため、求職者にとってアピールの難しいジャンルです。
同時に採用側にとっても、管理部門のアウトプットが見えづらいために求職者の実力が判断しづらく、その結果ミスマッチが発生してしまうリスクがあります。
この問題点を「スキルマッチ機能」「市場価値診断」などで解決しようというのが、SYNCA(シンカ)です。
基本情報
サービス開始 | 2020年7月(ベータ版) |
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会員数 | 1,000人突破 |
掲載求人数 | 160件以上(バックオフィス業務専門求人) ※2021年10月10日時点 |
主な特徴 |
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SYNCA(シンカ)の仕組み
SYNCA(シンカ)への会員登録は無料。
サービスもそのまま無料で利用することができます。管理部門に特化した求人サイトであり、一般的なエージェントサービスとは違い、企業の人事から直接スカウトが届く仕組みとなっています。
もちろん、状況によってはエージェントの利用も可能できるので、求職者のニーズに合わせた使い方ができるサービスとなっています。
採用する企業側は有料となりますが、業界でもトップクスラスの低コストでサービスを提供しています。
SYNCA(シンカ)の個人情報の取り扱い
個人情報の取り扱いについては、プライバシーポリシーの記載があります。特に気になるような箇所はありませんが、個人情報を第三者へ提供するケースについての記述もありますので、登録前に確認しておきましょう。
第6条 個人情報の第三者への提供について
当社は、個人情報保護法に基づき、収集した個人情報等を事前に本人の同意を得ることなく、第三者に提供しないものとします。
但し、以下の各号に該当する場合には、この限りではありません。
(1) 集計及び分析等により得られたものを、個人を識別又は特定できない態様にて提携先等第三者に開示又は提供する場合。
(2) 利用目的の達成のために当社が行う業務の全部または一部を第三者に委託する場合。
(3) 法令により開示が認められている場合。
(4) 裁判所の発する令状その他裁判所の決定、命令又は法令に基づき開示する場合。
(5) 当社の権利行使に必要な場合。
(6) 検察・警察・監督官庁からの適法・適式な情報の照会があった場合。
(7) 人の生命、身体または財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難である場合。
(8) 保険金請求のために保険会社に開示する場合。
(9) サービスに関わる部分の事業譲渡、会社分割等の事業承継が行われ、譲渡先に対して法的に権利義務一切が引き継がれる場合。
(10) 当社が本サービスに関して行うキャンペーン・懸賞等の当選者に対して賞品を郵送する場合(宅配業者に対して住所・氏名等を提供します)。
「SYNCA(シンカ)プライバシーポリシー」より引用
SYNCA(シンカ)の特徴
すでに触れているように、SYNCA(シンカ)の大きな特徴のひとつとして、「管理部門に特化した求人サイト」であることが挙げられます。
これ以外にも「市場価値診断」「スキルマッチ」などいくつか大きな特徴がありますので、それぞれ解説していきましょう。
管理部門の求人に特化
SYNCA(シンカ)は人事・総務・経理といったいわゆる管理部門と呼ばれる職種の求人を取り扱う求人サイトです。
幅広い職種を取り扱うことでアピールする求人サイトは多くありますが、専門分野に絞ったサービスは意外と少ないもの。
確実にニーズのある職種ですし、管理部門を希望する求職者にとって「広く浅く」取り揃えたサービスよりも利用する価値が高いのではないでしょうか。
12の職種から選択
具体的に取り扱っている職種は人事、総務、経理にとどまらず、法務、内部統制・内部監査など全部で12種類。CFOや経営企画、IRなどもカバーしています。
もともと管理部門に特化していますが、さらに細分化された専門職について仕事を探すことが可能です。
適正年収とスキルを一覧化する市場価値診断
市場価値診断とは、求職者の経歴やスキルについての質問に回答することで、実際にどれくらいの年収が見込めるのか、自身にどんなスキルがあるのかを診断するコンテンツです。
自身の経験職種を選択すると(選択肢のなかに経験職種がなくても診断可能)、その職種内容に関する具体的な事例、さらにはマネジメント経験や英語スキルに関する質問が表示されます。
この回答で具体的にどんな経験・スキルを持っているのかを判別し、適正年収やスキルを提示します。
書類通過率の高い求人なども、この市場価値診断で知ることができます。
経験職種ごとに設定された質問
たとえば人事経験者であれば「採用媒体の運用経験」「人事制度の設計」、労務であれば「給与計算ロジックのビュー経験」「年末調整作業の経験」、法務なら「契約書の作成経験」「取締役会等の会議体の運営経験」など、具体的な経験内容についての質問が用意されています。
さらに踏み込んだ、自身の経験にいちばん近しい項目の選択も用意されているため、より詳細な診断結果へと導いてくれるのです。
転職活動の指針となる適正年収
すべての設問に回答すると、求職者の現状における適正年収がわかりやすいビジュアルとともに提示されます。
ある程度幅をもった金額になっているので、これを参考にしつつ、自身の価値に合った求人を探しましょう。
求人とスキルのマッチ度判定
市場価値診断で回答した内容は適性収入提示のためだけではありません。
マネジメント経験や具体的な業務スキルに対する回答は、サイト内に公開されている求人情報とも密接にリンクしています。
キャリアと希望、それぞれのマッチ度がわかる
採用側が求めている必須スキルや歓迎スキルとどの程度合致しているか、などを判断して「キャリアマッチ度」を数値化します。
また、求職者が希望する職種とどれだけ合っているかという「希望マッチ度」も参考になるでしょう。
これらの値が大きいほど、求職者にとってより採用の可能性が高い求人といえるでしょう。
CFO経験者を揃えたアドバイザー陣
SYNCA(シンカ)では、上場企業のCFO経験者が監修した精度の高いスキル分解が行われています。
アドバイザーとして複数人の上場経験CFOが所属しており、経営管理部門を熟知した専門家の完全監修によって現場に根ざしたサービス向上が図られています。
ただし、求職者にとって具体的にどんなメリットがあるのかがサイト上からは伝わりづらい印象があります。
ベンチャーから大手まで幅広い求人
職種としては管理部門に特化していますが、管理部門とは通常、どの企業にも必要な存在です。
求職者の可能性を存分に発揮できる企業とのマッチングを実現すべく、求人掲載においては分野を絞らずにベンチャーや中小企業から大手まで幅広い選択肢を設けています。
そのジャンルはIT企業や飲食業からコンサル系、エンターテインメント分野など多岐にわたっています。
おためし転職
他にはなかなかないSYNCA(シンカ)の特徴のひとつに「おためし転職」サービスがあります。
これは転職を見据えて、スタートアップ・ベンチャー企業で副業できるというもの。
2021年7月から開始されたこのサービスは、第一弾として公認会計士を対象にスタートしましたが、現在では法務や経営企画など様々な職種が掲載されています。
副業目的の仕事探しができる
サイトのTOPの虫眼鏡アイコンをタップすると「副業案件を探す」というメニューがでてきます。
まだ始まったばかりのサービスですので求人件数は多くありませんが、ここで気になる副業がないかどうかチェックしましょう。
副業ということで報酬は基本的に時給形式で、労働も時間単位での募集が中心となっています。
就業時間帯やスタイルで探せる
マイプロフィールページにある「副業への希望」メニューで、自身にスタイルに合った副業での働き方を設定できます。
副業意向(良い案件があれば/積極的に探している、など)、1週間の想定稼働時間、そして働き方(リモート希望、出社可など)といった項目を設定することが可能です。
SYNCA(シンカ)のメリット・デメリット
SYNCA(シンカ)にはメリットだけでなくデメリットも存在します。
自身にとって何が大事で何が大事でないか、優先度もしっかりを把握したうえで良い点と悪い点を比較し、サイト利用の可否を判断してください。
会員登録は無料なので、事前情報だけでなく実際にアクセスしてみることもおすすめします。
SYNCA(シンカ)のメリット
まずはSYNCA(シンカ)を利用することのメリットについて各項目を解説します。
専門分野限定のため希望求人に最短アプローチ
企業の管理部門・バックオフィスへの転職に特化しているのがSYNCA(シンカ)の特徴です。
当然ながら求職者がSYNCA(シンカ)にアクセスして行うのは管理部門の仕事を探すこと。
需要と供給がマッチしているため、希望と異なる求人を除外する手間が省け、欲しい情報まで最短距離でアプローチすることができます。
ミスマッチを生まないスキルの可視化
求人情報には企業が求めるスキルが明示されています。
また「市場価値診断」やマイプロフィールにある「業務スキル」ページの活用によって求職者が持つスキルも登録することができます。
これらを照らし合わせて求職者と求人がどれほどマッチしているかを可視化することで、無駄な転職活動を減らすことができるでしょう。
自らによる応募とエージェント利用のハイブリッドで選択肢拡大
転職エージェントサイトですと、基本的にはスカウトやエージェントからの案件紹介があってはじめて転職活動がスタートします。
しかしSYNCA(シンカ)はエージェントサイトではなく求人サイト。希望する求人情報があれば、自ら応募することができます。
一方でSYNCA(シンカ)エージェントや採用企業からスカウトが届くことも。転職サイトとエージェントサイトの両方の要素を備えたサービスなので、より一層求人情報に触れる機会が増えるでしょう。
副業としての転職でステップアップが可能
昭和の昔と比べて今は転職をすること自体、一般的になってきましたが、それでも人生の一大事であることに変わりありません。
新しい職場に馴染めるのか、仕事はうまくできるのか、不安になることもあるでしょう。
そんなリスクを事前に軽減できるシステムが、おためし転職です。これは副業案件を検索して応募できるサービス。
まずは副業として携わることで職場の空気や仕事内容を把握でき、その後正式な転職としてステップアップも可能です。
SYNCA(シンカ)で転職を決めるとAmazonギフト券10,000円分プレゼント
SYNCA(シンカ)で転職を決めた場合、サービス退会をする前に忘れてはならないのが、Amazonギフト券のプレゼントです。
サービス内では「入社確定連絡」とありますが、転職決定後のアンケートに回答することで、10,000円分のAmazonギフト券をゲットできます。
SYNCA(シンカ)のデメリット
まずはメリットについて確認してきましたが、デメリットについても触れていきましょう。視点を変えればメリットもまたデメリットになりえます。
自身が何を重視するのか、確認しながらチェックしてみてください。
充実したサポートが受けられるとは限らない
位置づけとしては転職サイトであり、転職エージェントサイトとは異なります。
そのため、履歴書や職務経歴書の代行入力サービスはありますが、内容そのものについては基本的に自身で作成する必要があります。
提出書類の添削や面接対策といったいわゆる転職活動のノウハウの提供など、必ずしも転職エージェントサイトのような手厚いサポートを受けられるわけではありません。
取り扱いのある職種が限られている
管理部門に特化した転職サイトですので、当然掲載されている職種は限られています。
管理部門以外も視野に転職活動をしている場合には、範囲が狭すぎて使い勝手が悪いかもしれません。
そういったケースでは、総合的な転職サイトと併用してSYNCA(シンカ)を活用すると効果的でしょう。
優良な求人ばかりではない
掲載されているすべての求人が優良な内容とは限りません。
長時間労働であったり休暇日数が少ないなど、労働条件が厳しいものも含まれるケースがありますので、企業名や給与だけでなく細かい条件をしっかりチェックしたうえで転職について検討しましょう。
また、バックオフィス向けと専門性の高い求人を扱っているため、全体的な求人数もそれほど多くはなく、検索条件によってはヒット数0件というケースも出てきてしまいます。
SYNCA(シンカ)の評判
インターネット上にあるSYNCA(シンカ)の評判について調べてみましたが、まだサービス開始から時間も経っていないこともあってか、良い評判も悪い評判も見当たりませんでした。
さらに利用者が増えていくことでSNSでの口コミなども増えてくるかもしれませんね。
SYNCA(シンカ)の会員登録方法
SYNCA(シンカ)は無料で利用できる転職サービスです。
具体的な会員登録方法、そして会員登録が必要なコンテンツや、登録しなくても使えるサービスの有無について説明していきます。
会員登録しなくても使える?
いわゆる大手転職サービスでは転職に関するノウハウを詰め込んだ記事や動画をはじめ、サンプルを交えた履歴書・職務経歴書の作成ガイドなど、会員登録前でも閲覧できるコンテンツが豊富なケースがあります。
しかしSYNCA(シンカ)の場合は、管理部門に特化した専門性の高い転職サービスであるため、大手サイトのように幅広いターゲットを対象としたコンテンツは用意していません。
バックオフィス向け求人と求職者を独自のシステムを使っていかに効率よくマッチさせるか、というテーマで運用されているサイトですので、会員登録しない状態で利用できるのは大きく以下2点のみ、というのが実情です。
- 求人検索
- 副業検索
会員登録の流れ
SYNCA(シンカ)の会員登録はとてもシンプルで、5分もあれば完了します。
ただし氏名やメールアドレス以外に、学歴や経験職種、希望年収といった入力項目も用意されているので、最後までしっかり回答しましょう。
4段階の質問入力で実践的なサービス利用が可能
最初にメールアドレスもしくはGoogle、Facebookアカウント経由で登録を行った後、Lv1(基本情報)、Lv2(現在)、Lv3(未来)、Lv4(スキル)の4段階に分かれた質問項目を入力していきます。
サイトを利用するためには、Lv3の質問までは必ず回答する必要があります。
途中で離脱すると、ログイン時に再度質問回答をやり直すことになります。SYNCA(シンカ)の機能を活用するためにも、Lv4までの質問にしっかりと回答しましょう。
以下に質問内容をまとめたので事前に確認してみてください。
Lv1:基本情報
- 性別
- 生年月日
- 住んでいる都道府県
- 電話番号
- 電話連絡の可否
- 最終学歴
- 学校名
- 学部・学科名
- 卒業年
Lv2:現在
- 経験社数
- 直近の在籍企業名
- 上記企業での雇用形態
- 上記企業での業種
- 上記企業での職種
- 上記企業での在籍期間
Lv3:未来
- 転職希望時期
- 希望の勤務地
- 希望職種
- 希望業種
- 現在の年収
- 希望年収
Lv4:スキル
- 実務経験のある職種
- マネジメント経験
- 英語レベル
会員登録手順の詳細
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STEP1非会員TOP非会員TOPにアクセスし、「会員登録(無料)」ボタンをタップします。
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STEP2登録画面
Googleアカウント、Facebookアカウント、あるいはメールアドレスにて登録作業を進めます。
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STEP3登録用メール送信画面
メールアドレスで登録した場合、登録アドレスあてに確認メールが送信されます。
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STEP4会員登録
送信されたメールに記載のURLをタップして表示された画面で氏名とメールアドレスを入力し、「SYNCA(シンカ)に登録する」ボタンをタップします。
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STEP5会員登録完了
これで会員登録自体は完了です。
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STEP6ガイド画面1
SYNCA(シンカ)のアピールポイントとともに、次の画面へと促されます。
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STEP7ガイド画面2
スカウトに関するアピールとともに、次の画面へと誘導されます。
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STEP8質問事項回答画面へ
「入力を始める」ボタンをタップしてサイト利用に必要な項目を入力していきます。
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STEP9性別選択
自身の性別を選択します。
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STEP10生年月日
生年月日を選択入力します。
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STEP11住んでいる都道府県
住んでいる都道府県を選択します。
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STEP12電話番号
電話番号をハイフンなし、半角数字で入力します。※電話番号は公開されません。
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STEP13電話連絡の可否
SYNCA(シンカ)コンシェルジュからの電話連絡の可否について選択します。
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STEP14最終学歴
中学から大学院までのなかから、最終学歴を選択します。
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STEP15学校名
「最終学歴」にて選択した学校の名称を入力します。
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STEP16学部・学科名
最終学歴となる学校の学部、学科名を入力します(最終学歴が大学の場合)。
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STEP17卒業年
最終学歴で記入した学校を卒業した年を選択します。
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STEP18Lv1:基本情報入力完了
これで基本情報の入力が完了しましたが、ここまでで終わってもまだサイト自体の利用はできませんので次の質問に進みましょう。
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STEP19経験社数
これまでに経験してきた企業の数を選択します。正社員以外の業務委託や派遣も含みます。
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STEP20直近の在籍企業
直近の在籍企業についてその名前を記入します。独自のデータベースから入力された企業名に合致する一覧が出るので、そこから選択することができます。また、この画面でブロック企業への設定も可能です。
企業名検索がうまくいかず、一覧が表示されないケースがあります。その場合は企業名を入力して「次へ」ボタンで進んでください。ブロック企業については登録完了後、マイプロフィールページからも設定が可能です。
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STEP21雇用形態
先ほど入力した企業での雇用形態を選択します。
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STEP22業種
入力した企業の業種を選択します。
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STEP23職種
入力した企業での職種を選択します。
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STEP24在籍期間
入力した企業での在籍期間を選択します。在籍中であれば「在籍中」にチェックを入れてください。経験社数分、STEP20~24を繰り返します。
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STEP25Lv2入力完了
これでLv2の「過去」について入力完了です。あと少しですので次へ進みましょう。
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STEP26転職希望時期
転職希望時期について選択してください。
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STEP27希望勤務地
希望する勤務地を最大5つまで選択してください。
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STEP28希望職種
希望職種を選択してください。
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STEP29希望業種
希望業種を選択してください。
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STEP30現在の年収
現在の年収について選択してください。
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STEP31希望年収
希望する年収を選択してください。
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STEP32Lv3入力完了
これでLv3:未来に関する入力が完了しました。サイトTOPにアクセスすればサービス利用が可能になります。
このまま引き続き「Lv4:スキル」について入力すると、より効果的にSYNCA(シンカ)を活用できるので続けて入力しておきましょう。
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STEP33Lv4:スキル入力
市場価値診断を始めます。
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STEP34経験職種
実務経験のある職種をすべて選択します。
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STEP35マネジメント経験
これまで「同時に」マネジメントした人数を選択してください。
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STEP36英語レベル
自身の英語レベルについて合致するものを選択してください。
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STEP37市場価値算定
これで基本的な情報が揃いましたので、診断結果が表示されます。
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STEP38市場価値診断
入力された情報をもとに市場価値が診断されます。
会員登録するとできること
SYNCA(シンカ)に登録すると主に以下の項目について利用することができます。いくつかの項目についてあらためて説明していきましょう。
- 求人検索・応募
- 副業検索・応募
- スカウト受信
- レジュメ作成・編集
- 企業ブロック
- SYNCAエージェントの活用
- 経歴書のアップロード
- 職務経歴書からの代行入力(期間限定無料)
求人検索・応募
転職サイトですので、求人情報について検索し、応募することができます。
SYNCA(シンカ)の特色として管理部門に特化した求人を扱っていますので、管理部門を希望する求職者にとっては少ないコストで目当ての情報にアプローチできるでしょう。
ただし、管理部門に特化しているために全体数もそれほど多くはなく、設定した検索条件ではヒットしない、というケースもあるので注意が必要です。
直接応募でダイレクトに企業側へアピール
エージェントサイトと異なり、スカウトやエージェントからの紹介を待つことなく、自ら探して直接企業に応募できるので、積極的な転職活動が可能です。
副業検索・応募
SYNCA(シンカ)のユニークなサービスのひとつが「おためし転職」とも言われる副業求人の取り扱いです。
企業側は人材の見極めが可能で求職者側は実際の業務や職場環境などを確認できるメリットがあります。副業からのステップアップという新しい転職ルートに注目です。
スカウト
転職サイトではありますが、企業側からのスカウトもあります。自身の検索からは漏れてしまった企業との出会いのきっかけにもなるでしょう。
また、自身が気づいていなかった可能性を企業側が見出し、思ってもいなかった転職へと繋がる可能性を秘めています。
職務経歴やスキル等の登録
SYNCA(シンカ)の機能のひとつであるスキルマッチとも大きく関連してきますが、自身の職務経歴やスキルについての登録も可能です。
資格だけでなく使用ツールの登録も可能
語学や技術等の資格や、エンジニアであれば使えるプログラム言語などを登録するのが一般的ですが、バックオフィス向けのSYNCA(シンカ)では人事や経理等で使うツールも網羅しています。
Slack等業務上使うコミュニケーションツールなど、様々なツールの登録も可能になっています。
職務経歴書の代行入力
現在、期間限定で無料となってはいますが、職務経歴書の代行入力サービスも展開しています。職務経歴書をアップロードするとSYNCA(シンカ)コンシェルジュが職務要約、職務経歴を設定してくれます。
職務経歴書のアップロードは他サイトではPC限定となっていることが多いですが、SYNCA(シンカ)の場合スマートフォンの中にデータがあれば、そのままスマートフォンからアップロード可能です。
企業ブロックもできる
基本的ながら重要な機能として、ブロック企業の設定が可能です。ブロック企業を設定すれば、当該企業側から自身が検索されることはありません。
在籍中の転職活動時にはマストともいえる機能です。
会員登録時の注意点
SYNCA(シンカ)の会員登録を行う際に、いくつか注意が必要なポイントがありますので、登録前にしっかりチェックして、無駄なく会員登録を進めましょう。
3段階の質問に回答する必要あり
SYNCA(シンカ)の会員登録は、GoogleアカウントかFacebookアカウント、もしくはメールアドレスでの登録になります。
メールアドレスの場合は、登録時に入力したアドレス宛にSYNCA(シンカ)から確認メールが送信されます。このメールに記載されたURLをタップして表示された画面で、氏名とメールアドレスを入力することで完了となります。
ただし、会員登録自体は完了しても、まだサイトを利用することはできません。
Lv1:基本情報(生年月日や電話番号など)、Lv2:過去(経験した会社数や業種・職種など)、Lv3:未来(希望職種や年収など)と3段階に分かれた各種質問に回答し終わることではじめてサイトのサービスを利用することができるようになります。
入会時の流れではLv4:スキルまで質問回答を促されます。Lv4で入力した内容はサイト独自の「スキルマッチ」機能と連動していますので、Lv4もぜひ回答しておきましょう。
途中離脱するとやり直し
Lv3の質問回答まで完了しないままサイトを閉じてしまった場合、再びLv1からやり直しとなってしまいます。
回答済みのものにはすでに選択・入力した内容が表示されてはいますが、それでも一つ一つ画面遷移をやり直すのはかなりのストレス。できるだけLv3まで一気に回答するようにしましょう。
事前にプロフをまとめておく
うっかり途中でページを離れて入力やり直し、という事態に陥るのを防ぐ意味でも、事前にプロフィールをまとめておくとよいでしょう。
学歴や卒業年、社会人経験があればその企業の業種や職種、在籍期間などを整理しておくとスムーズに登録作業を進めることができます。
会員登録をやってみての感想
SYNCA(シンカ)の会員登録は、一見するととてもシンプルです。私はメールアドレスで登録しましたが、会員登録自体はメアドの登録ができれば完了、というレベル。
しかし実際にはここからが本番で、数多くの質問に回答する必要があります。
全部でいくつの質問に回答すれば終わりになるのかがわからずに戸惑いながらの登録作業となりました。あらかじめゴールを明示してくれるとストレスも軽減されるでしょう。
SYNCA(シンカ)の退会方法
SYNCA(シンカ)を退会するにはどういった手順が必要なのでしょうか。具体的な方法やそのタイミングなどについてしていきます。
退会のタイミングは?
転職サイトを退会する理由としては、転職が決まったり転職そのものをやめるなどして転職活動自体が終了したケースがあると思います。
一方で転職活動自体は継続しつつも、SYNCA(シンカ)が自分に合わない、いい求人がない、スカウトが来ない、サイトが使いづらいといった理由で退会を考える場合もあるでしょう。
めぼしいスカウトが来ないというのが退会理由であるなら、サイトに登録している職務経歴書をブラッシュアップすることで、新たなスカウトが届く可能性もあります。登録漏れしているスキルがあるかもしれないので、あらためて確認してみましょう。
退会方法はシンプル
サイト退会を決めたあとは、速やかに退会手続きを行いましょう。手順そのものはとてもシンプルです。
退会手順
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STEP1会員TOP
TOPページ右上にあるメニューをタップします。
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STEP2メニュー画面
メニュー画面から「各種設定」をタップします。
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STEP3各種設定
「各種設定」ページにある「退会の手続き」をタップします。
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ラベル名4退会の手続き1
注意事項に目を通し、問題なければ「同意して、退会手続きをする」ボタンをタップします。
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ラベル名5退会手続き2
退会アンケートや意見記入欄に任意に入力し、「退会する」ボタンをタップしてください。
登録済みのアドレス宛にSYNCA(シンカ)から手続き完了メールが送られてくるので確認しましょう。
完了メールが届かない場合は退会処理が完了していない場合があるのでSYNCA(シンカ)に問い合わせてください。
退会時に注意したいポイント
退会するにあたり、注意が必要なポイントがあります。
一般的な転職サイトにおいて共通ともいえるものからSYNCA(シンカ)独自のものまであるので忘れずにチェックしましょう。
登録情報は復元できない
保存した求人情報や応募履歴、職務経歴やスキル、市場価値診断などサイトに登録されている情報は退会すると消去され、復元できません。
まだ転職活動を続けるかもしれない場合などはこれら情報は有用なものになりますので、しっかりと考えてから退会手続きに進んでください。
転職決定で貰えるAmazonギフト券を忘れずに
SYNCA(シンカ)を通じて転職が決定した場合は簡単なアンケートに回答するとSYNCA(シンカ)よりAmazonギフト券10,000円分のプレゼントがあります。
アンケート回答をする前に退会すると無効になってしまいますので、忘れずに回答してください。
メニューページにある「入社確定連絡」からもアンケート回答が可能です。
退会日から2営業日はメール配信される場合あり
退会手続きの完了までタイムラグが発生するので、退会してからも2営業日の間にはメール配信される場合があります。
もし2営業日を超えてメール配信がされる場合は、退会処理が正しく行われていない場合が考えられますので、SYNCA(シンカ)に問い合わせてみてください。
退会をやってみての感想
SYNCA(シンカ)の退会手続きはとてもシンプルでした。
迷う部分もないですし、無理に引き留めるフローにもなっていないので退会したいと思ったらすぐに手続き完了となります。
サービス内容に自信があることの裏返しかもしれませんが、退会しやすいサービスというのは顧客にとってはありがたいもの。その点で、SYNCA(シンカ)は顧客すなわち求職者に寄り添ったサービスになっています。
SYNCA(シンカ)を使ってみて
自分でサイトを利用してみて感じたのは、SYNCA(シンカ)は正真正銘、管理部門専門の転職サイトであるということです。
総務・人事・経理だけでなくバックオフィスに関する職種が細分化されており、その道を歩んできた方にはピッタリの転職サイトといえそうです。
逆に、管理部門未経験でこのサイトを利用しても、そのメリットはあまり享受できないでしょう。
求職者の持つ経験やスキルとサイトに掲載された求人をいかにマッチさせるかについてのノウハウを持つSYNCA(シンカ)ですので、未経験者ではなかなかその土俵に立てない可能性があります。
ただし、もし管理部門そのものでの勤務経験はなくても、同部門に関連する実務経験があるようでしたら、諦めるのは早いかもしれません。
たとえば法務部門での勤務経験はないけれど、業務において契約書の作成やチェック、ひな形作成の経験はある、といった場合であればこれらのスキルを登録することができます。
部長、課長、主任といったポジションでのマネジメント経験だけでなく、実務におけるスキルやツール使用経験もアピールポイントになります。
管理部門に関連する一定レベルの実務経験があり、管理部門への転職を目指しているのであれば、効率よく情報収集できるサイトでもありますので、上手に活用してみてください。